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zoom RSS 終末期患者からの3つのメッセージ 大津 秀一 感想その3

<<   作成日時 : 2017/08/26 23:39   >>

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勉強のために読んだ。

感想の3回目。



現代の少人数で閉塞した家庭環境は軋轢を生みやすいことも指摘されている。濃密な人間関係と、外部へ開かれていないことから、逆に家庭と健全な関係を形成するのが難しい側面もあるのだ。しかも案外、大切なことを互いに話しておらず、良好なコミュニケーションが少なく、関係が脆弱なこともある。そして近しい関係である家族間では、理解できないこと、理解してもらえないことが、ときに大きな怒りにつながる。p64

家族という関係には、
理解できて当たりまえ、
理解されて当たりまえ、
という気持ちが生まやすいのだと思う。

家族なんだから、
自分の弱いところとか、いやなところとかも、許してよ!
って、
思ったり。


それとも、
家族は大切な他人と考えたほうが良いのだろうか。

少なくとも、
家族ではないけど自分にとって大切な人と同じくらい、
家族も大切に思い、そのように接しないといけないのだろう。

ただ、
家族にそんなに気を使っていて幸せなのか?
と言われたら、
私にはなんとも答えられないけど。

それでも、
家族というのはとても強い結びつきだから、
相手の弱いところを許しあったり、励ましあったり、
許してもらえたことに感謝したり、反省して頑張ったりして、
でも別のときには、
何度言ってもわかってもらえない!
とか、
相手のいやなところに一生付き合わないといけないの?
と、
うんざりしたり、
そういうことが繰り返されて続いていくものなのだと思う。



ある実験で、一旦エレベーターが万人になるまで人をつめこんでから、一度外に出てもらってその人たちに仲良くなってもらい、もう一度エレベーターに乗ってもらうと、二度目は全員入りきらなかったという。つながりがある人間同士の間ではある種の遠慮が生じるが、そうでない場合にはいくらでもぶつかり押しあえる。p69

人は、少しでも知っている人には優しくなれるわけだ。

ということは、
少しでも知っている知り合いを増やせば、
自分が優しくできる機会は増やせるし、
自分が優しくしてもらえる機会も増えるのだろう。

ほんのわずかでも、
誰かと出会って知り合いになるということは、
そういう面からも、大切なことなのだと思う。



その人を理解するには、その人の人生を理解する必要がある。p82

看護師として働いていて、
一人の患者さんに接する時間は、
ほんのわずかなものでしかない。

そのわずかな時間でその人の何が理解できたのかといえば、
ほとんど理解できていないと考えるべきなのだと思う。



海のそばに住んでいる人はたくさんいるが、しみじみ海をながめ、海を味わいつくす人はほとんどいない。ほとんどの人は空の下に住んでいながら、星をながめようともしない。わたしたちはほんとうに人生にふれ、味わい、堪能しているだろうか?非凡なものを、とりわけ平凡のなかにある非凡なものを、感知しているだろうか?p179

いまの人生とおなじ人生は二度と手にすることができない。この人生ではたしてきた役割をもう一度演じることも、もう一度これまでとおなじように人生を経験することも、けっしてできない。あの両親のもとに生まれ、この家族をもち、このこどもにめぐまれ、この環境、この状況のもとに生きてきたように、この世界を経験することは、もう二度とできない。おなじ顔ぶれの友人をもつことも、今回の生かぎりである。あの海、あの空、あの星、あの愛する人を、最後にもう一度だけみたいと願うようになるまで待つ必要はない。いまこそ、それを、しみじみとみてほしい。
エリザベス・キュブラー・ロス『ライフ・レッスン』p180


今生きてここにいることが、
それだけでとても素晴らしいことだということに、
気づかないといけないのだろう。




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