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zoom RSS 待ち時間革命  前田 泉 まとめその1

<<   作成日時 : 2016/03/24 08:34   >>

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この本のまとめ。


待ち時間についての調査より。

医療機関での待ち時間の長さは病院で平均59分、診療所で平均41分となっている。一時間以上待っている患者が、病院、診療所でそれぞれ約3割、約2割も存在している。p5

がまんできる待ち時間の長さは、通常の慢性疾患で診療所を受診するときには約30分、病院にかかるときには約40分、病院で高度な医療を受けるときには約50分、大学病院で高度な医療を受けるときには約60分となり、徐々に延長していた。p48

予約しないで受診した場合にイメージする待ち時間の長さは、病院と診療所・クリニックでそれぞれ平均74分、36分、である。一方、予約して受診した場合にイメージする待ち時間の長さは、病院と診療所・クリニックで、それぞれ39分、20分であり、つまり、予約をすると半分の時間しか待たなくてよいという期待を抱くということである。p69

まとめると、

実際の待ち時間の平均
病院 59分
診療所 41分

我慢できる待ち時間
診療所 30分
病院 40分
病院で高度な医療を受けるとき 50分
大学病院で高度な医療を受けるとき 60分

予約なしで受診した場合にイメージする待ち時間の長さ
病院 74分
診療所・クリニック 34分

予約して受診した場合にイメージする待ち時間の長さ
病院 39分
診療所・クリニック 20分



待ち時間に関する真実

医療は特殊だといわれるが、ラーメン屋の行列の長さが味のバロメーターになるように、医療においても待ち時間の長さから医療技術の高さを判断している。p46

待ち時間はゼロでもよくない。


医療機関は診療報酬を増やすことにつながることには行動を起こすが、患者の利便性のような直接診療報酬を増やすことにつながらないことに対してはこれまでほとんどなにもしてこなかった。これは医療機関を責めるべき問題ではない。医療機関としては経済原理に忠実な行動をしてきたまでのことである。待ち時間に対する取り組みは、残念ながら、診療報酬の点数には反映されていない。p11

これまでは病院にとって、待ち時間を削減することの経営的なメリットはあまりなかった。


旧ソ連が崩壊するまで30年間ずっと旧ソ連国民は並びつづけた。研究者によると、この国民の待ち時間のむだが国の経済活動を低下させて旧ソ連の崩壊をもたらしたともいわれている。経済学者Y.オルロフは買い物の待ち行列に、年間で300億時間=国民1500万人分に相当する労働時間が消えたと推計している。p16

待ち時間はむだであり、経済活動を低下させることさえある。


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