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zoom RSS 父親が子どもの未来を輝かせる 百枝 義雄

<<   作成日時 : 2015/09/25 16:09   >>

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買って一年以上積んで置かれた本。

最近やっと読めました。

親としての心構えの書かれた、
とても良い本だと思います。



参考になったなと思う部分を、
抜粋しながらみていきます。

まず、

今の日本において、私たちは親になるトレーニングを全く受けないまま親になってっしまいます。これは職業の場では考えられないことです。多くの方が学校で専門的な教育を受けた上で就職し、さらに職場で度重なる研修を受けながらキャリアを積まれているはずです。あなたが育児になじめなかったり、悩んだりするのは当たり前のことなのです。裏を返せば、育児が楽になるための第一歩は子どもについて、育児について学ぶことだ、ということになります。p18

というところ。

たしかにそうだなと思う一方で、
育児はだれにかに教えられるものでもないような気もします。

世の中にはいろんな教育方法があって、
子供にとって良いとされることは、
時代によっても変わるなと思いますし。

そんなつかみどころのないものを、
親の一人一人が自分で考えたり選択しないといけないとしたら、
ほんとに大変なことです。

ただ、次の一文は、
時代が変わっても変わらないのかなと思います。

曰く
お子さんが幸せな大人になるために、あなたにできる最上の援助は、あなたご自身が、幸せな大人の模範としてお子さんのそばにいることです。p107



続いて、
「基本的信頼感」について。

子どもが自分でやりたいことを選んで活動をはじめたら、今度は自分でやり方も選べるように見守ってください。つまり、「何を選んでもいい」自由と、「どう遊んでもいい」自由をともに保障して欲しいのです。p54

「やった!次のもやってみよう。持ち替えたり回したりはいいみたい。あ、やっぱりうまくいく。よく見てみるのもいいみたい。合わせてひねるのもいいみたい。すごい、できるぞ!僕/私ってすごい!やればできる!」この感慨が、自己有能感と呼ばれる達成感につながります。こういったプロセスを通して、子どもたちが自己に対する基本的信頼感を獲得することを援助できるのです。p58

環境に対する信頼感が自立への第一歩
基本的信頼感のもう一つは、この自己に対する基本的信頼感に先立って形成されているべきものです。それは環境に対する基本的信頼感と呼ばれています。つまりこの世の中にあるもののほとんどは基本的に私に害をなすものではなく、この世の中にいる人のほとんどは基本的に私に悪意を持っている人ではない、と楽天的に思う気持ちです。p61


この「基本的信頼感」というものが、小さい頃にある程度できていれば、
その後も大きな問題はないのだろうなと思います。

私の経験から言うと、
長女のときには手や口を出しすぎたなと反省しています。

少しでも困っている様子があると、手を出して助けてしまったり、
失敗しそうなことがあると、注意して失敗を回避させようとしすぎたかなと。

今から思えば未熟な親でしたが、
それがその時点での自分自身の限界だったということで、
将来、許してもらえるかな。




子供と接する時の意識について。

相手が他人だと「どう伝えればよくわかってもらえるか」を考えようとしますが、相手がお子さんだと「俺の子なんだからこっちの気持ちくらいわかるだろう」となってしまう。お子さんは、あなたに似たところが多いだけに、「親子でも別の人格である」という基本的なことを忘れてしまうのです。p124

自分の中の嫌いなところや、奥さんの性格の嫌いな部分が、グロテスクに誇張された形でお子さんの中に見えると、誰でもとても嫌な気分になるでしょう。お子さんを受容するためには、まずあなた自身を受容する準備ができている必要があります。そして、次には奥さんを受容できていなければなりません。p127

子どもに腹が立つとき、
その原因として上記のようなことを考えてみると、
少しは腹立ちが抑えられるかもしれません。

しかし、
それでも腹の立つことはあると思います。

家族なんだからもっと分かってよ!と思う気持ちも、
自然なものだと思いますし、
家族だって他人なんだから完全に理解しあえることはない、という冷めた感覚も、
さみしい気もします。

自分や妻や子どもの中の嫌いな部分を、完全に受容できることもないと思うので、
嫌なところは嫌なところとして、
ときにはぶつかり合うことがあったとしても、
解決策や妥協策を考えて、少しでもなんとかしようとしたりとか、
そういうこともあるねと言って許せるようにしたりとか、
そうして続けていくのが、家族なのかなと思います。




子供と接する時の意識について2。

抽象的な秩序とは、そばにいる大人の言葉や態度の中にある秩序です。相手が子どもだからと高をくくって不誠実な行いをしていると、あなたのお子さんはその不誠実さを元に倫理観を形成してしまいます。p149

親に従属するものとしてではなく、独立した人格としてお子さんに接する。これこそが、父親ならではの敬意の示し方の一つです。p246

自分が子どもに対して不正実ではないかどうか、
自分で気が付くのは難しいことだと思います。

普段の自分の行動の中に、そういう部分がないかどうか、
振り返ってみることも必要かなと思います。




子供と接する時の意識について3。

一つの性行を「引っ込み思案」ととるか、「思慮深い」ととるか、「聞き分けがない」ととるか、「粘り強い」ととるか。どんな性格も、短所にも長所にもなり得る二面性を持っているはずです。子どものそばにいる大人には「子どもの自己イメージの鍵となる」という役割があったことを思いだしてください。お子さんが自分のことを肯定的に捉えられるかどうか、その鍵はあたなが握っているのです。p178

どんな性格も、
良い面と悪い面があり、
見方によって良くも悪くも見えるものだと思います。

そして、性格と同じように、
どのような事柄にも、良い面と悪い面がある。

物事の良い面を見る傾向があるか、悪い面を見る傾向があるかは、
本書の最初の方にでてきた「基本的信頼感」が関係しているのだと思います。

子どもの頃の経験に影響されて、
悪い面を見やすい人、良い面を見やすい人が出来上がる。

しかし、今の自分にできることは、
自分の親を恨むことではなく(別に恨んではいませんが)、
今自分の目の前にある物事の良い面と悪い面を、
できるだけ冷静に見るようにする努力を続けることかなと思います。




読書について。

読書は、大人が身につけてほしい教養や道徳を得るためのものではありません。読書の楽しみが豊かな本であるかどうかは、あなたが読んで楽しいと感じる本/絵本であるか、というのが一番正しい選択基準だと思います。p153

小さい子向けの絵本を大人として楽しむのは簡単ではないですが、
元永 定正氏の絵本とかは好きなのでよく読みました。

幼稚園の高学年から小学生くらいの読み物になると、
大人でも楽しめるものが結構あるので、
読み聞かせの時間はちょっと楽しみだったりします。




「しつけ」と「叱る」と「ほめる」ことについて。

自己教育・・・大人は目標を設定せず、子どもに任せる教育。
しつけ・・・大人が、「あるべき姿」を想定して、そこに子どもを誘導する教育。p165


「しつけ」の対象となるのは、次の二つに限ります。
@個人の生活における、基本的な生活習慣(衛生や安全、睡眠・食事などの生活リズム、準備・片付けなどの生活習慣)
A対人関係における、基本的なルール(ルール、マナー、エチケット)
p165


「しかる」べき場面とは、危険なことをしている時です。p171

反対にしかってはいけない場面もあります。それは、「できない」ことに対してです。p171

ほめるべき場面とは、まず第一に、お子さんのしたことに対して、あなたが「これはすごい」と思った時です。頭でっかちにならず、できるだけその瞬間に素直にほめてください。p172

(ほめるときの)もう一つは、いくら当たり前のことでも、それまで失敗して文句を言われていたことができた時です。p172

しかるべき時、ほめるべき時、
あまり難しいこと考えず、
自分の感覚に従ったらいいのかなと思います。





二歳くらいの第一次反抗期に対して

この時期に有効なテクニックが一つあります。それは、限定した選択肢を提示する、ということです。「トイレに行こうか」と尋ねると、「いや」という答えが返ってきます。はじめからトイレに行くか行かないかという選択を用意しなければいいのです。「一緒にトイレに行く?一人で行く?」と尋ねれば、お子さんはどちらかを選ぶことによって自分の意思を通すこともできますし、こちらはトイレに行ってもらえて助かります。p189

ここでは珍しくテクニックが紹介されています。

そのくらい、
第一次反抗期は対応が難しいとういことなのかもしれません。

子どもとの根気くらべ。




第二次反抗期に対して

お子さんの気持ちに共感した上で、相手を対等な交渉相手と認めてください。そして、お子さんにも対等な交渉をするための態度を求めてください。p192

私の子どもはまだここまで達していませんが、
将来的に覚えておこうと思います。




兄弟姉妹がいる時

親が模範となり、下の子どもにどう接するかを見せることが必要なのはもちろんです。そしてそれ以上に大切になるのは、上の子本人に、親(強い立場の人間)が模範としてどう接するか、です。親に優しくされるから、人に優しくできる。「親につらくあたられている」と感じるから、人にもつらくあたってしまう。ということを忘れないでください。上の子は、先に述べたように、後からきた弟/妹にいろいろなものを奪われてしまいます。従って、新しい家族を歓迎できなくて当たり前、自分を見て欲しくてアピールするのも当たり前、もちろん赤ちゃん返りも当たり前です。親からすると「困った行動」をとってしまうお子さんを、しっかり受容してください。上の子が感じている理不尽さに、そして「親が望んでいるような自分」になれないつらさに、共感してください。p235

兄弟/姉妹喧嘩の時

親が裁判官になっては、子ども同士の交渉の機会も奪ってしまいますし、どんな判決を下したとしてもどちらかに不満が残りがちです。裁判官ではなく、司会者の役割を心がけるといいようです。自分の主張を相手に伝える手伝いをしたり、相手の気持ちを推し量るように促したりする役割に徹して、コミュニケーション能力が育つ援助をすることがポイントです。p237

我が家の目下の懸案事項は、
3人姉妹への対応の大変さ。

親は二人なので、
3人相手だとどうしても一人余るのですね。

下の子を相手に遊ぶと上の子はあまり楽しめないし、
上の子と遊ぶと下の子がついてこれない。

常に誰かしらが我慢する状況になってしまいますが、
我慢することを経験できるのもいいことなのかなと、
思うようにしています。







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