看護師父さんの仕事と生活の記録

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zoom RSS 知らないと恥をかく世界の大問題 池上彰

<<   作成日時 : 2014/05/30 00:06   >>

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世界中でいろいろキナ臭い出来事が起きて、
日に日に、不穏な雰囲気が増していっているような気がするので、
世界のことをもうすこし勉強したほうがいいなと思って、
読んでみた。

シリーズ化されている本なので、
少し古いけど、まずは一冊目から。

本書より、
勉強になったと思うところ。



お金の流れを握るキーワードは「資源」です。近年、世界の人口は急激に増え、しかも人口大国が急成長を遂げているわけですから、今後、間違いなく資源は不足します。資源を持っている国には必然的にお金が流れます。p14

「資源」の奪い合いは、
いろんなところで増加していると思う。

今後も、「資源」は減る一方だし、
消費は増える一方だろうから、
結局はこの問題が、すべてになるのだろうなと思う。




ここであなたに、私なりの「その国が発展するかどうかの見方」を、お教えしましょう。
それは街に大きな書店があり、そこに若者が大勢いるかどうかなのです。p16


この文書の「国」は、
「人」と置き換えてもいいかもしれないと思う。

その「人」が発展するかどうかの見方。

新しい知識を得ようとしているかどうか。




中国

気になるのは、中国の事実上の「一党独裁政権」です。たとえば日本では、まず国家があり、その国家の下に民主党や自民党などの政党がありますが、中国の場合はトップに「中国共産党」があります。その下にあらゆる組織が存在するのです。p71

司法権も独立していません。検察官がどのような罪で起訴するかも共産党の支持を受けますし、裁判官が判決を下す際も共産党の意向を尊重するのです。p72

中国では都市と農村では戸籍が異なります。農村の戸籍を持つ人が都市に住むことは認められていません。この制度をつくったのは毛沢東で、「農村から都市に人が押し寄せると大混乱になる」という理由からでした。p74

船舶の差し押さえの件なども、
中国共産党の判断ということになるのだろうな。

しかし、
農村部から都市部への移動は認められていなくても、都市部の人口は急増していたり、
一人っ子政策をとっても全体の人口は増えいるわけだし、
中国共産党が全てをコントロールできるというわけでもない。

一人っ子政策に関しては、
黒孩子の問題など、
コントロールしようとする力が強い分だけ、
そこから逃れようとする力も働き、
中国にはとても混沌としたものを感じる。




インド

ヒンズー教では、「輪廻転生しても(生まれ変わっても)階層は同じまま」で、就ける仕事が細かく決まっているのです。
ところがITは新しい産業です。したがって職業としてのカーストの縛りがありません。つまり低い階層の生まれでも、能力さえあればITの仕事に就けるのです。これが、インドでIT産業が急激に発展した理由です。p78


生まれ変わっても階層は同じまま、
というのが、
日本人としての感覚からすると正確に理解できない。

関係ないかもしれないけど、最近読んだネット上の漫画、
「懲役339年」というのが、
輪廻転生を信じている世界の物語で、
カースト制度の輪廻転生は、その漫画の世界観が近いのかなとちょっと思ったりした。




イスラム教の国

(イスラム教スンニ派の中の)ワッハーブ派はイスラム教徒の経典「コーラン」を一字一句信じ、現世ではひたすら神のことを思うべきであり、”神を忘れがちになる”という理由で飲酒や音楽、踊り、映画などの娯楽は禁止。「楽しいことは天国へ行ってから」と考えています。p109

サウジアラビアでは毎週金曜日の集団礼拝の後、街の中心部の広場で公開処刑が行なわれます。盗みをした者は右手を切り落とされ、二度目の場合は左足を切断されます。p109

中東は言論の自由や政治的自由がない国ばかりです。石油による富は一部の階層に独占され、閉塞した社会で息が詰まる思いをして、現世に絶望している若者が大勢いるのです。彼らにとっては、ジハードで一刻も早く天国へ行くことが夢になります。p114

インドに続き、イスラム諸国も、
私の理解を超えた国。

こういう話を聞くと、
日本に生まれて良かったなという気持ちも湧いてくるけど、
絶対的な正しさというのはどこにも無いのだなとも思う。

もしも、イスラムの国に生まれていれば、
その国の正しさを生きることになるわけだから。




イラン

日本は伝統的にイランと友好関係を築いてきました。日本が輸入している原油の15%近くはイランからです。イランの石油は日本の生命線。さて、日本はどうするべきか。
イランの核問題とは、実は日本の問題でもあるのです。p122


イランの核問題だけでなく、
世界中の問題はすべてつながっているのだなと思う。





アフリカ

今や日本と中国がアフリカの資源をめぐって、にらみ合っている状態になりました。
激しい資源争奪戦で、今のところ日本は劣勢といわざるをえません。なぜなら、日本にはODA(政府開発援助)の内容について、「武器、弾薬類に使ったり、軍隊を強化するための援助はしない」という大原則があるからです。独裁者だけに有利になるような援助もしません。しかし中国にはそんな理念も原則もないため、軍事物資や兵器をどんどん売りつけ、すさまじい外交を展開しています。p128


日本のやり方は、
今の世界の中では生ぬるいのかもしれないけど、
そういうところを誇りに思いたい気持ちはある。

そんなこと言っている場合ではないのかもしれないけど。





日本国内の問題

年金

最近になって厚生労働省は、実質経済成長率が今後、長期にわたってマイナス1%前後で推移すれば、積立金は30年に枯渇して制度が破綻するという試算結果をまとめています。p141

加えて許せないのが、「グリーンピア」問題に代表されるように、年金給付以外にも年金資金が使われ、その額が巨額なことです。給付以外への流用額は5.6兆円ともいわれています。
もちろんそこが役人の天下り先となるのですが、積立金を食いつぶした責任は誰もとっていません。しかも使ったのは厚生年金です。自分たちが入っているのは共済年金で、そちらは無駄遣いをしていないのです。p142


年金制度のためにも、
経済成長が必要というのはわかる。

しかし、
年金の流用をした人が責任を問われないというのはわからない。




教育

日本では学力低下を理由に授業時間を増やす方向ですが、実はフィンランドは現在の日本より授業時間が少ないのです。これで「授業時間を増やせば学力が向上するわけではない」ということがわかります。p150

フィンランドの教師は高い能力が求められ、大学院では修士号を取得しなければ教師になれません。大学では計300時間を超える教育実習を経験します。p151


個人的な話だけど、
私が大学生をしていたとき、教育学部の学生とサークルが一緒だったりしたのだけど、
私が知っている何人かの教育学部の学生は、
どうやって授業をサボるかとか、
だれにレポートをコピーさせてもらうかとか、
試験の時にどうやってカンニングするかとか、
そんなことばかり話していたのを覚えている。

その時から、
私は学校の先生というのを基本的に信用していない。

学校の先生の質というのは、
教育にとって大切なことだとおもう。



天下り

これまで、日本ではさまざまなモノの値段が高かったのは「役人が多かったから」という部分があります。役人が天下り組織をつくり、その関連会社や社団法人を養っていくための「費用」がモノの値段に上乗せされるのですから。ETCにしても携帯電話にしても、そうです。天下りがなくなるだけで、いろいろなものが安くなります。p161

この部分は、
マスメディアがもっと追求してもいいような気がするのだけど、
スポンサーの関係とかで、
あまり追求されないんだろうなとおもう。



農業

基本的に「減反はやめて、好きなものをつくってください」「農地を無駄にしないでどんどんつくりましょう」という方針に転換する。その結果、大量に農作物ができたことによって価格が下がり、所得が減ったら、国が一定の補償をする。そのほうが、「減反をして、つくらなければお金をあげます」というよりは健全です。減反政策は「仕事をしなければお給料をあげます」と言っているのに等しく、こんなおかしな話はありません。p164

確かにおかしな制度。

農業の話をするときに、
本当は農家を守るためなのに、
日本を守るため、みたいに話がすり替えられることがあると思う。

なんにしても、
なにかしらの既得権を守りたいときに、
もっと大きなものを守るかのようにカモフラージュすることがあると思うので、
気を付けないといけないと思う。



税制

個人的には日本の会社員も確定申告制にすればいいと思います。そうすれば、「税金をこんなに払っているのか」という「重税感」も生まれ、税金の無駄遣いに関してもっと敏感になり、厳しい目も向けるようになるはずです。p166

自分で確定申告をすることになったら面倒そうだなと思うけど、
そこが国家の思うツボなんだろうなと。





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