看護師父さんの仕事と生活の記録

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zoom RSS 未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術 アダム・カヘン

<<   作成日時 : 2014/04/03 00:05   >>

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タイトルがすごいけど、
本の内容は、職場や家庭でも参考になるなと思った。

ものごとに変化を起こすために大切なこと。

特に参考になったなと思う部分を抜粋しておく。


まず、

Be the change you want to see in the world(自分が見てみたいと思う変化そのものになれ)
ガンジーの言葉p4


変化を起こすために、
まず自分が変わるということ。

自分を変えるのは簡単なことではないだろうけど、
食べ物を変え、着る服を変え、読む本を変え、住む場所を変え、一緒にいる人を変え、口癖を変え、考え方を変え、習慣をかえ、
小さな変化を積み重ねることで、
すこしづつ変わっていくのではないかと思う。



力と愛について

力とは「生けるものすべてが、次第に激しく、次第に広く、自己を実現しようとする衝動」である。言い換えれば、力とは、自分の目的を達成しようとする衝動、仕事をやり遂げようとする衝動、成長しようとする衝動である。p26

愛とは「切り離されているものを統一しようとする衝動」である。言い換えれば、愛とは、ばらばらになってしまったもの、あるいはそう見えるものを再び結びつけ、完全なものにしようとする衝動ということになる。p26

私が「愛」と呼んでいるのは、他者が完全になるのを、すなわち潜在能力を最大限に発揮するのを手助けする性質のことである。p67

第一に、力と愛に注意を払い、力と愛を連携させつづけなければならない。
第二に、自分の弱いほうの衝動を鍛え、強いほうの衝動に取り込むことによって、自分のバランスをとらなければならない。
第三に、二つの衝動をよどみなく切り替えながら前進できるように練習し、二つの衝動が一体のものとなるようにしなければならない。p212


「力」と「愛」は、対立するものではなく、
互いに補い合うもので、
ものごとに変化を起こすためには「力」と「愛」の両方が必要だと。

「力」と「愛」について、自分にあてはめて考えてみると、
家庭や職場で、現状維持を優先するのか、前に進むことを望むのか、
ということになるのかなと思う。

このことについて、
本書からもう一箇所引用すると、

先頭に立つというのは、前進すること、越権行為をすること、現状を変えようとすること、力を行使することであり、そのような行動はそもそも破壊的なのだ。現状に安住している人を不快にさせずに現状を変える方法はない。p196

ということなので、
前進しようとすると、
必ず何かを破壊しだれかを不快にすることになる。

本書でいう「愛」なくして前進しようとすれば、
破壊しか残らないかもしれない。

家庭や職場でも、
「力」と「愛」をよどみなく切り替えながら前進する必要があるのだな。



「システムの中心部にぎりぎりまで近づくと、悪魔が登場する。悪魔というのは、そのシステムの最も強く、最も油断ならない擁護者という意味だ。自己免疫システムみたいなものかな。これに備えていないと、打ち負かされて、そのシステムを変えようとする努力は水の泡となってしまう」p121

変化を起こそうとする過程には、
変化を望まない人からの反発があると思うし、
実のところは、
変化を望む自分自身の中にも、変化に対する恐れがあって、
それが変化の妨げになることもあるのだと思う。



人は、希望を持ちつづけるために、未来は現在よりもよくなると信じること、そして進歩の道標となる成果を見ることが必要だ、と彼は言った。しかし、独立や民主化の手ごたえがはっきりしているのに対し、貧困や和解などの複雑な問題はゆっくりとしか進展せず、何度となく浮沈する。だから、希望を持ちつづけ、前進することがむずかしくなるのだ。p151

はっきりとした手応えのない変化でも、
起こすべき変化というのはあるのだろうけど、
成果のはっきりとしない変化というのは、
起こしにくいのだな。

このことについては、
はっきりしない部分をはっきりさせるような努力が、
必要なんだろうなと思う。



「ソーシャルイノベーションは新しい着想から生まれるとはかぎりません。人間関係の新しいネットワークから生まれるのです」p184

今だとフェイスブックとかLINEとかSNSによって、
新しい人間関係のネットワークが出来てきたりして、
そこから新しいものが生まれるということがあるとおもう。

新しい人とつながることで、
新しい変化が起きてくるのだな。



「既存の現実と戦っても決してものごとを変えられない。何かを変えるには、既存のモデルを時代遅れにしてしまう新しいモデルをつくることだ」p190

今あるものを改善するとかじゃなくて、
革新的な別のものを作ってしまったほうが、
手っ取り早いことがあるのだろう。



人が進むべき道を見つけるのは、必ずしもよい戦略や地図があるからではなく、「行動を開始し、あるコンテクストではっきりと把握できる結果を生み出し、その助けを借りて、今何が起きているか、何の説明が必要か、次に何をすべきかを知る」からだ。p201

まず行動せよと。

そして反省して、
また行動する。

この繰り返し。

PDCAサイクルというやつの、
DCAが重要ということかな。



ミーティングの第一の効用は、理解や人間関係やエネルギーの創造にある。参加者が、もっと大きな目標、もっと自信に満ちた目標を持って独自に次の一歩が踏み出せるのは、それがあるからなのだ。p202

人とつながっていることの大切さ。

「人」がストレスになることも多いけど、
エネルギーをくれるのも、結局「人」ということだな。



恐れがあるから傷つくのを避けられると考えるかもしれないが、しばしば事実はその正反対だ。人は苦痛そのものよりも、苦痛を避けようとすることに苦しむ。p218

わかったようなわからないような感じがする記述だけど、
「疑心暗鬼」ということかなと。



最後に、
私は医療職者なので、
この記述について触れて終わりとする。

ある経営コンサルタントの話では、それまで取り組んできた組織変革プロジェクトのうち最も手を焼いたのは医療業界だったという。「患者第一」というお達しが頻繁にあるせいで変革が進まず、利害と力にまつわる対立のほんとうの姿から注意をそらしてしまうからだそうだ。p93

医療現場では、
「愛」が強調されやすいため、現状維持がおこりやすい、
ということかなと思った。

医療現場でなにかしらの変化を起こそうとする場合には、
患者さんにデメリットがあったらどうするんだ?
という考え方は確かにすぐに出てくるので、
万が一でも患者さんにデメリットがあるかもしれない対策は取りにくくなる。

こういう場合には、
一人の患者さんではなく、全体としての患者さん(将来患者さんになる可能性のある人もふくめて、というとつまり
すべての人)の最大公約数的なメリットを考えようとするれば、
良いのではないかと思う。

医療資源には限りがあるので、
その限られた資源をどのように活用すれば、
その地域に住む人に一番メリットがあるのか。

そう考えれば、
病院内部の組織間で対立するようなことは、
まったくメリットのないことだなといことがわかるのではないかとおもう。



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