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zoom RSS 赤ちゃんはなぜ父親に似るのか―育児のサイエンス 竹内 薫

<<   作成日時 : 2013/11/06 01:35   >>

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著者の体験にもどづいて、
妊娠から育児に関する知識がまとめられた本。

男性の目線から書かれているところが、
いいなと思った。



本書より参考になったと思うところ。


人間の場合、胎児は通常、母親に対して背中を向けて出てくるので、どんな体勢でいるにしろ、誰かに娩出した胎児を受け止めてもらう必要があるのです。つまり人間は、いつからかはわかりませんが、母親一人ではなく、共同体の中の誰かに介助してもらいながら出産する、という進化を遂げてきています。p47

子どもが生まれると、
誰かに助けてもらって生きているのだなということが、
実感としてわかる。

生まれたばかりで弱弱しい子どもを懸命に守りながら、
自分もこうして守られながら成長したんだなと考えると、
親や周囲の人への感謝の気持ちがわく。




周産期から育児中の妻の変化について。

妻が物忘れをしたり、突然キレたりするのは不可避な出来事であり、それなりの科学的な理由が存在する。実際、子を宿し、出産し、授乳し、といった生活のサイクルの変化には、ホルモン
の変化という医学的かつ客観的な変化が伴っている。妻に罪はない。悪いのはホルモンなのだ。p54


妊娠中に女性の体を支配するホルモンは、妊娠を継続させ出産に備えるために、ストレスに対する反応を鈍くさせます。それはつまり、外界からの刺激全般に対する反応が鈍くなるということ。常に頭がぼーっとしている、と感じる人も多い。日付や時間感覚が曖昧になり、物事の段取りがうまく組めなくなるので、仕事効率が悪くなる人もいる。これは体がお産に向けて準備しているのであって、能力が下がったわけではありません。p63

周産期から育児中に、
女性は結構変化すると思うので、
そういう妻の一面が見れるのも貴重な体験かな、
というくらいに考えると良いかもしれない。

そのように考えても、
大変なときはありますが。

こういうことを意識しているかしていないかで、
少しは違ってくるかなと。



赤ちゃんの個性について。

生後3〜4ヶ月くらいまでは、赤ちゃんの生活リズムはけっこう流動的で、「おっぱいミルクは3時間おき」と言われていても、なかなかそうはいかないのが現実です。寝てばかりいて、3時間以上授乳の間隔があいてしまう子もいれば、のべつまくなしにおっぱいを欲しがり24時間ほとんど休みなしで付き合わされて、ヘトヘトになってしまうママもいます。p204

はっきり言って、赤ちゃんが寝るか寝ないかは、その子の個性によるところが大きい。よく寝る子はどんな環境でも勝手に寝るし、寝ない子、眠りの浅い子はどんな工夫をしてもすぐに起きてしまう。これは食べる子・食べない子の悩みにも共通することですが、そういう個性なのだと受け入れてしまったほうが、気が楽なると思います。p207

赤ちゃんは生まれたときから、
それぞれに違う。

うちの子も、
長女は特に、寝てくれなくて苦労した覚えがある。

次女も寝なかったけど、
長女のときの経験があったので少しは大丈夫だった。

とくに一人目の育児のときは、
一般的な育児書に書かれていることや、
周りの子と比べて、
うちの子はちょっとおかしいんじゃないか?
と考えてしまうことがあるけど、
それが子のこの個性なのかもしれない、
と、受け入れると、
気持ちとして楽になる部分もあると思う。




睡眠の大切さについて。

「週末に夜更かしをするかどうか」についいての研究があります。週末は親が休みになるので、就寝時間帯がずれる。それに伴って幼児の寝る時間がずれるのを許せるかどうか、ということなのですが、金曜日と土曜日に就寝時間が遅れている子どもと遅れていない子どもでは、知能に差が出るという。一時間ずれるごとに、知能検査の成績が7ポイントずつ下がっていくという結果があります。p210

マイナスの刺激の記憶は扁桃体が処理し、プラスの刺激や中性の刺激は海馬によって処理されます。これは仮説ですが、扁桃体よりも海馬のほうが睡眠不足の影響を大きく受けるので、一般的な傾向として、睡眠不足の人は楽しい記憶は忘れてしまい、嫌な記憶ばかりが定着しやすいという。p212

これは、
少し大きくなってからの話だけど、
子どもにとって、そして大人にとっても、
良質な睡眠は大切なのだな。

よく眠るか睡眠不足かで、
人生に対する考え方も違ってくるかもしれないという。




抱っこ紐について。

エルゴはがっちりしているので着けるときが結構大変だけど、その分、長時間着けていても意外と楽。ビョルンは装着が楽なぶん、すぐに疲れてしまう。一長一短ですね。p229

ちなみに我が家は、
どちらの製品も使ったことがないです。

あらためて買うとしたら、
エルゴにするかなと思いますが、
お下がりで十分いけるので。

アマゾンでは。

エルゴベビー

ベビービョルン




ママの大変さについて。

個人的にはこの部分が、
本書の中でもっも参考になる部分だと思う。

一般の企業であれば、勤務時間は8〜9時間、残業含めても12時間程度で休日は週に1〜2日あるでしょうが、育児は24時間365日休みがありません。そして基本的に無給で、評価もされない。なのに、ミスは決して許されない。
誰かに評価されたくて育児をしているわけではないけれど、毎日毎日、子どもに良かれと思うことに神経を注ぎ、子どもが迷惑をかけないように周囲にも気を使い、自分のことは後回しにしていても、誰もがそれを当たり前と思い、ねぎらいの言葉も評価も感謝も、一切ない。
そしてもし、子どもが将来、受験に失敗したりいじめに遭ったり犯罪者になってしまったりしたら、自分の育児が間違っていたことになる。でも、どれが正しい育児かなんて、どこにも正解は示されていない。そんな難しい事業を、たった一人でやらなくてはならないというプレッシャーに、ママたちは常にさらされています。
妊娠してからの女性はさまざまなことに制約を受け、それが産後もずっと続くことが多いですよね。それに対し、パートナーはほとんど制約を受けません。仕事を再開したママも、妊娠前と全く同じ業務形態でやっていくのは非常に困難ですが、パパのほうは、子どもができても業務形態が大きく変化することはありません。そして、ほとんどのパパは、それを当たり前のように享受している。ママの生活がどれだけ変化したのかを、考えることもありません。実感がないからです。
それでいて、育児の責任や問題は主に女性のほうのが担わざるを得ず、少子化が問題となっている割には、子どもと一緒に何かすることを世間は受け入れてくれない。
こんな状況が重なり合って、ママたちは密かに自分の居場所を見失って、孤独感と焦燥感を感じている・・・・・のですが、僕ら男性には、それがわからないことが多い。ママのほうはSOSを出していても、僕らはそれに気づかないんですね。p236

どうも、絵に描いたような「理想の母親」「聖なる母性」という勝手なイメージを現実世界のママたちに押しつける人々がいて、ママたちはかなり迷惑しています。p257

常に一緒にいるママだってもちろん、「あれがいけなかったんじゃないか」とものすごく心配しているのに、大して赤ちゃんの面倒を見ていない外野から責められるような言われ方をされる。これはパパだけではなく、実の父母、義理父母からでも非常にイラッとする。p275


パパには、
ママの気持ちが分からないことある。

いやおそらく、
ほとんど分からない。

特に妊娠から出産にかけては、
そのような思いをする機会が格段に多くなる。

そこで、
ママの考えていることはわからん、
とあきらめるか、
違う人間なんだから分からないことは当然として、少しでもわかろうとする努力をするのか、
そして、
その努力をお互いに認め合えるか、
ということが大切なんだろうなと思う。




新米パパについて。

たぶん、3〜4ヶ月くらいまでのパパの能力は、新卒社員の戦力のようなものです。手を出すとかえって邪魔になることも多いでしょう。でも、そこで邪魔だと言ってしまったら、もうパパは手を出さなくなってしまう。もしくは、やってと言われるまで待つ。すると、ママは「なんでいつも指示待ちなのか」とイライラする。会社にもいますよね、ただ指示を待っている人。
ですからパパは「僕はまだ新人君なんだ」と自覚して努力し、素直にママのアドバイスを聞く。そしてママのほうも、新人君を育ててあげなきゃ、という気持ちになってほしいのです。怒らず、褒めて伸ばす。p276


我が家のママは、
わりとこんな感じだったかなと思うので、
よかったなと。

褒めて伸ばして、
さらに、
感謝されるともっと伸びる。




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育児とお風呂
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2013/11/06 13:20

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