看護師父さんの仕事と生活の記録

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zoom RSS ビジネスマンのための「行動観察」入門  松波晴人

<<   作成日時 : 2011/11/20 05:36   >>

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久しぶりに読んだ本。


ビジネスマンのための「行動観察」入門 (講談社現代新書)
講談社
松波 晴人


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行動観察という方法を使って、
新しい商品やサービスの開発、
職場の労働環境の改善、
店舗の売り上げの向上、
営業マンの成績を向上させる方法、
などを考えている本。

行動観察というものがどういうものかということと、
人間の心理や行動の特徴が垣間見れて、
面白かった。



本書の中で、
これは看護職の現場(私?)にも当てはまるな、
と、思った部分について、
本文を参照しながら書いてみる。


まず一つ目は、
疲労回復の手段について。

Atention Restoration Theory(注意回復理論)がある。疲れている人間が自然物を見ると集中力が回復するというものだ。p99


私は、仕事中にちょっとした時間があると、
病院の窓の外に見える緑の山を眺めたりすることがある。

この自分の行動にも、
意味があるということがわかった。

疲れていてる自分が、
自然に、自然を欲しているのだろう。

そしてこれからは、
もう少し積極的に窓の外を見るようにしてみようかと思った。



続いて、
働く人のモチベーションに関係することについて。

ホーソン効果という言葉を聞いたことがある人も多いかもしれない。これは、働く人たちの作業効率は、労働時間と賃金ではなく、周りの人の関心と上司の注目に最も大きな影響を受けるという理論である。p226

看護師が、
とても長い労働時間と、
責任や仕事の過酷さのわりにそれほどでもない賃金、
でも頑張れるのは、
やっぱりこういう部分が大きいのだろうと思う。

私も、
このあたりが仕事の楽しさだなと思うことが多いし、
こういうのがあると頑張れる。

上司としては、
部下を気にかけるということが、
大切な仕事だな。



最後に、
職場の人数と全体のパフォーマンスについて述べられた部分。

集団の人数が増えれば、その集団によるパフォーマンスは高くなっていく。しかし、人数が増えれば増えるほど、ロスも増える。「理論値としてのパフォーマンス」と「実測値としてのパフォーマンス」の差を「プロセスロス」と呼ぶが、なぜ人数が増えるとプロセスロスも増えるのであろうか。
それには二つの理由がある。一つ目は「協調の失敗ロス」である。人数が増えれば当然、人間関係の組み合わせ数も増える。たとえば、メンバーが二人であれば人間関係の組み合わせパターンは一通りしかない。三人であれば三通り、四人であれば六通りである。しかし、これがこの工場のように50人いると、人間関係の組み合わせは1225通りも存在する
そうなると、「この人のことはよく知っているけど、あの人はよくしらない」ということがいくらでも起こる。気心が知れていればコミュニケーションは円滑にいくかもしれないが、あまりよく知らない人とのコミュニケーションはなかなか難しい。そうなると協調の失敗が起こり、それがパフォーマンスのロスを生む。

もうひとつの理由は「動機付けのロス」である。人数が増えると、「自分ひとりぐらいがサボっても関係ない」というケースが発生する。しかし繰り返しになるが、モチベーションは集団のパフォーマンスに大きく影響するのである。p229


看護師の職場では、後半で出てくる、
「動機付けのロス」、
といのはそれほど多くはないと思う。

それは、
自分ひとりぐらいがサボっても関係ない、
といえるほど、
仕事量に対する職場の人数が多くないから。

それよりも重要なのは、はじめにある、
「協調の失敗ロス」、
のほうだろうと思う。

看護師の働く現場は、
患者さんの状態を次の勤務の人に申し送ったり、
次の勤務の時間帯で行って欲しい処置を申し送ったり、
患者さんの状態が悪くて一人で対応しきれない時にほかのスタッフに手伝ってもらったり、
自分では判断しかねることをほかのスタッフに相談したり、
などなど、
スタッフ間のコミュニケーションがとても多い職場だと思う。

そういう職場では、
一緒に働く相手の性格や特長がわかっていると、
とても働きやすい。

この仕事ならあの人に頼めば早いだろうとか、
この相談ごとならあの人だな、
と、分かれば、
普通にやればとても時間がかかることが、
サクサクと終了したりする。

逆に、相手のことがよくわからないと、
言ったはずなのに伝わっていなかったとか、
そういうふうにやって欲しいんじゃなかったんだけどな、
といことが、
多々おきる。

幸い看護師の職場は、女性が多い職場なので、
「協調の失敗のロス」というのは、
少なめになっているのだろうとは思う。

そのおかげで、
全体としてのパフォーマンスを高く保つことができ、
多忙でストレスフルな仕事に対応できているのだろうな。



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