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広島市立安佐市民病院(日高徹院長)は17日、入院していた山口県平生町の高校1年の少年(16)に、中枢神経抑制剤の筋肉注射を静脈に注射するミスがあり、少年が死亡したと発表した。病院は「ミスと死亡との因果関係は分からない」としているが、病院から届けを受けた安佐北署が司法解剖し、業務上過失致死の疑いで調べる。 ということ。 記事↓ http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080318p101.htm さらに記事によると、 同病院によると、少年は原因不明の脳症で、2月26日に山口県岩国市内の病院から転院。今月16日午前、女性看護師(23)が、けいれん発作を抑えるために筋肉注射するフェノバルビタールを誤って静脈に注射。少年の心拍数は低下し、約5時間後に死亡した。看護師は処方せんをよく確認していなかったという。 フェノバルビタールは、 商品名ではフェノバールとかがあると思います。 この薬、 患者さんが痙攣発作を起こした時などに使います。 それでこの薬、 向精神薬なので病棟ではだいたい金庫に保管されています。 しかしその金庫には、 同じく痙攣発作を起こした患者さんによく使われるジアゼパム(商品名はセルシン)、 とかもあって、 とても紛らわしいことに、 ジアゼパムは筋注または静注だったはずですが、 フェノバールは静注はダメなんですね。 とても間違いやすいだろうと、 つねづね思っています。 それでこの事故。 まず、 関係した看護師が23歳と若く、 薬のことを十分に知らなかったことが考えられます。 そして、 患者さんが痙攣を起こしたときは急いで対処しなければならず、 看護師としても結構あせりますので、 あわてていただろうことも考えられます。 あわてていて処方箋をしっかり確認せず、 薬のことも良く知らなかったと。 そう考えると、 おきるべくしておきた事故のような気がしてきます。 あわてる、 ということは人間なら誰でもあることなので、 それでも事故を起こさないシステムを築く必要があるでしょう。 それから、 どんなときでも、 注射をする時には処方箋をしっかりと見ることは基本ですが、 注射薬の入った入れ物にも、 実は使い方が小さく書いてあるのですね。 四角で囲んで、 筋、とか、静、とかって。 筋は、筋肉注射で、 静は、静脈注射。 それ以外の使い方はダメなわけです。 私は、 医師書いた処方箋が間違っている可能性まで考慮して、 この注射薬の入っている容器に記載されている用法を、 確認することにしています。 しかしこの記載は、 たいてい非常に細かく書かれていて、 わかりずらい。 大切なことなのだから、 もっとわかりやすく大きく書いたらいいのに、 と、 思いますね。 |
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